国内のありとあらゆる川見てる
はじめに
これは 川見てる Advent Calendar 2020 - Adventar の22日目の記事です。
ほんだい
実物を眺めてることだけが「川見てる」だと思ってませんか?
ときどきここで川(の流域)を見ています。あなたも見ましょう。以下は個人の感想なので読まなくても大丈夫です。
北海道
石狩川がでかい。北海道の人口の大半が石狩川流域に住んでそう。上川総合振興局のエリアってだいたい石狩川と天塩川の上の方なんだなあということがわかる。
東北
かなりきれいに真ん中(奥羽山脈)で2分割されている。最上川って単一の都道府県を流れる川の中で一番長い川だった気がするけど、マジで山形の大半を覆っていて山形の川だなあと思う(?)。流域が広くて長し最上川。
関東・中部
(なんかいびつな章立てになった)
スクショに名前出てないけど佐渡島の国府川流域がそこそこ(離島の川としては)広い。2本の山脈に挟まれてて半盆地みたいになってるからかなあ。離島なのに山に囲まれて平地があって母なる川(島民にそんな認識されてるかはわからない)みたいなのがあるってなんか新鮮。
那須と毛野って流域も分かれてるんだなあ(昔と今で微妙に河道が変わってたりする可能性もあるけど)。
長野県は信濃川・天竜川・木曽川に分かれていて、このエリアが長野県になってたり何なら信濃国になっているのがそこそこ不思議。
九頭竜川に最上川と似たような感想があるけど九頭竜川は若狭の方までは伸びてない(地形的にそれはそうだけど)。若狭と越前で九頭竜川への愛着みたいなのがガラッと変わってたりしたら面白い。
関西・中国四国
滋賀県の大半が琵琶湖、ではないけど、滋賀県の河川の大半は最終的に一級河川琵琶湖にそそぐと思うと滋賀県の大半は実質琵琶湖といってもいい。滋賀県出身なので、内陸県ってだいたい流れてる川は全部一本にまとまるもんだと思ってた節があるけど、改めて見るとそういう内陸県って滋賀県以外だと群馬県ぐらいしかなさそう。
奈良盆地一帯は大和川流域だけど、奈良盆地の外に出て山に入るとすぐ別の流域になる。流域が広いほど雨水を集めやすいので、田んぼとか町の広がっている部分以外に広く流域を持ってるとそのぶん水を貯えやすいとすると、大和川はそういう貯え方がほとんどできなさそうで心配になる。本当にヤマト王権ここにあった?
江の川流域が結構山陽側まで迫っている。先行河川ってやつ。
四国の吉野川、四万十川(渡川)、仁淀川あたり、県境(≒かつての国境)と流域の境が全く一致してない。国境どういう基準で決めたんだろう。まあここに限った話じゃないか……。
九州
白川流域の東側の丸い部分は阿蘇カルデラの形がくっきり出てる。
屋久島の宮之浦岳(広義九州の最高峰)は沿岸の人里から見えないらしい。例えば利尻島みたいに中央の富士山みたいな山一つで構成されてるような島だと見えるわけで、そうではなく割と複雑な形の山々が集まってできてることを反映してるといえそう。で利尻島と屋久島の流域地図を見ると、利尻島は切られすぎたピザみたいな分かれ方してる一方で、屋久島はいくらピザ切るの下手な人でもそうはならんやろ……みたいな形をしていて良い。
沖縄(本島)
結構島の反対側まで迫ってる流域が多い気がする。データの都合かわからないけど、どっちが河口かぱっと見わからないものもある。福地川……
おわりに
2020年のアドベントカレンダーの記事を今までさぼり続けてすみませんでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!